Snow Man及びSixTONESの皆さん
デビュー1周年、本当におめでとうございます。
もう1年経つのか、怒涛だったな(色んな意味で)と思いつつ、今回はデビュー日なので改めて沼落ちについて考えてみようと思った。
何で、私は宮舘さんに惚れて“しまった”のかについて。
突然ですけど、私は歌が上手い人が好きです。
どこのグループでも、好きになってる人は大体においてグループ内で歌が上手いとされている人(幼少期にテレビ越しの初恋をぶちかましたリーダーは除く。この人も歌上手いけどTOKIOの楽曲を知るより前に好きになったから)(この人に関してはちょっと特別)
だから、Snow Manに触れる前、私はおおよそ渡辺翔太に落ちるもんだと思ってた。
まだちゃんとSnow Manのパフォーマンスに触れていなかった頃、グループ内の歌唱リーダーは渡辺さんだよという情報は仕入れていたから。
まぁ、「歌が上手い」と“言われてる”としたってそれが自分の好みに合致しなかったらファンになれるという程のものにはならないんだけど。
去年。
違うな、もう一昨年か。
……もう一昨年か!!?
2019年の音楽の日。
それが、私が初めてちゃんと見たSnow Manのパフォーマンスだったんだけど。
※厳密に言うとその年の3月末くらいに放送されたMステでのスノストのパフォーマンスは見ていたけど“ちゃんと”見ようと思って見たのは2019年夏が初めて
そこでSnow Manを見て。
………で、まぁ。
今に至るわけなんだけどさ。
その辺のことは別のブログで書いてるので割愛するとして。
本当に、何故か渡辺さんじゃなくて宮舘さんに落ちたんよ。
確かに渡辺さんの歌声に抜群に惹かれたのに。
『ひらりと桜』のなべこじパートも、サビの最後で1人だけ別箇所へ飛ぶ歌い上げっぷりも。
明らかに渡辺翔太の歌声に完全にどっぷり惚れてしまったというのに。
今も、新しい楽曲が発表され公開される度に「いやマジ渡辺翔太の歌声が最高に良すぎる」とひとしきり沸き散らかすのに。
新しい楽曲を聞く度に、どうして自分は渡辺担じゃないんだろうって首を傾げてしまう程度には、渡辺さんのことは好きだし渡辺翔太という人の歌声も好き。
でも、担当は宮舘さん。
あの音楽の日以降、本当に不思議と宮舘さんのことを目で追ってしまう自分に気づかざるを得なかったし、歌声もお顔も絶対に渡辺さんがどストライクに好みだというのに本能が「いやお前の好みど真ん中はこっちだ」と告げてくる。
理性とこれまでの傾向が渡辺さんを推していて。
本能が宮舘さんのことをガン推ししてくる感じ。
で、実際に「Snow Manの中で誰が1番好きなんですか?」と問われたらノータイムで「宮舘さんです」って答えると思う。
そこに矛盾はない。
そこに矛盾がないからこそ、「なんで?」となる。
実際、話せば話すほど友人には「何でお前は渡辺担じゃないの」って言われる。
でも仕方ないじゃん。
だって宮舘さんのこと好きなんだもの。
渡辺さんのことはすごく好き。知れば知るほど「あー、こういう人だったんだなぁ」が分かって、敢えて適当にしている部分とシビアな一面と、思ったことを躊躇わずに言葉にする感じ。掘れば掘るほど好きになる。
何度でも言うけど、歌もお顔もタイプだし。ただでさえ好きだったけどこの1年でめちゃくちゃ歌が上手くなって、「自分がしっくりくる歌い方」を見つけたんだろうなって感じられるところとか堪らなく好き。それでまだまだ発展途上だと自称しまだ上手くなろうとしてるところなんて惚れるしかないやつ。
歌が上手い人が好きな人間として渡辺翔太を好きにならないとかいう選択肢なんて存在しない。
これはお世辞で言ってるわけじゃない。
Snow Manの中で絶対的に1番歌が上手くてずっと聞いてたくなる歌声の持ち主は渡辺さんだと本気で思ってるし、デビュー前のあの時期に、あの頃の渡辺さんの歌声を知った上でデビュー期からずっとリアルタイムで追いかけられてるって本当に幸せ者だしあのタイミングでの出会いに心底感謝をした。
だからこそ、宮舘さんへの惚れ方はすごく不思議だった。
2019年の音楽の日。
ただただ、“立ち姿”が目に止まってしまったことも不思議だったし。
「えっ?」って思った、あの不思議な感覚は忘れられない。
今まで、おおよそ新しくジャニーズのグループのパフォーマンスを見る時。
それまでに触れた情報とか、パフォーマンスより先に見てきたバラエティ等での様子、人となり、そういうのを見て「あーきっとこの人のことが好きだな」って思ってから、ダメ押しみたいにパフォーマンスを見て裏取りが取れたかのようにその人にハマるを繰り返してきたのに。
そんな風にならなかったのは宮舘さんだけで。
何でなのか、宮舘さんはあの日、凛々しく美しい“立ち姿”ひとつで、私の全部をあっさりと覆してきた。
「何なんだろうこの人(困惑)」から入り、掘っていくうちに「何なんだろうこの人(興味)」を経て「何なんだろうこの人(歓喜)」と動いていく自分の感覚さえもすごく不思議で。
だって何が不思議って。
雑誌読んだりふとした発言で得ていく宮舘さんの人となりは。
初耳なはずなのに何故か全部既に知っていたってくらいにしっくりくるものばっかりで。
普通は新しく好きになった人を掘っていくにつれ「なるほど、こういう考え方をする人なんだ」を増やしていくはずなのに。
不思議と宮舘さんに対しては「あー、やっぱりそういう感性を持ってる人だったんだなぁ」がほとんどで。
知りたての頃、触れる一面はほとんど全部が初めましてのものだっていうのに。
宮舘さんに関してはほとんどが「答え合わせ」をするみたいに好きを確信していく感じだった。
歌や声に関しても全く同じで。
自分は元々声のオタク(声優オタではない。“声”のオタク)で、だいたい自分の好みの傾向とかはガチガチに把握してるのに。
「あ、この人の声(質とか、発声の仕方とか)好きだな」と思うより先に耳が宮舘さんの声を探そうとしていた。
好きになればなるほど、好きな声を探す感度は上がるんだけど、不思議と宮舘さんのお声に関しては最初からそのアンテナがMAXだったように思う。
で、後から「あ、確かにこういう声の出し方ができる人って好きだわ」を自分の中で裏付けていく。
何故か、宮舘さんに対する「好き」だけは、あらゆる順序が逆だったり、狂ってたりしてて。
あとまぁ、声のオタクではあるけどダンスとかはからっきし分かんないのに。
宮舘さんの体幹や体の動きはドンピシャに好みだなって実感できて。
「本当に何なんだろうこの人」っていう動揺は、好きだと確信して以降もかなり長く抱えていた。
好きであることだけはブレないからこそ、余計にその不思議な惚れ方の“不思議さ”が分からなかった。
そういう“不思議”な話を、前述した友人に言うと、思ってもみなかった返事が返ってきた。
「なんかその話、恋バナ聞かされてる感じw」
はて、恋バナとは。
「だって一目惚れした奴のセリフだよそれ」
はて、一目惚れとは??
だいぶ困惑した。
何せ自慢じゃないけど私は割としっかりとした恋愛音痴だ。
あとアイドルに対してガチ恋の感情を抱いたことはないし、ぶっちゃけ宮舘さんに対してもいずれどこかのタイミングで彼が結婚等を望む時がきたら腹の底から祝福できる自信だけはある。
そんな私が、恋バナ???一目惚れ?????
そもそも一目惚れって何だ。
生まれてこの方そんな現象に遭遇したことはない。
たとえば宮舘さんは靴とかお洋服も一目惚れして買っちゃうタイプらしいけど、私は人生の中でそういうのも経験がない。
一目惚れって何だ。
どういう感情だ。
ここで1度辞書を引いてみた。
「一目見ただけで恋に落ちる、あるいは夢中になる状態を指す」
あ、待って。これ一目惚れかもしれない。
前言撤回。もしかしたら一目惚れ説あるかもしれない。
あーなるほど、宮舘さんに対しての感情ってワンチャン一目惚れだったのか私。
だからか。
だから理屈では絶対に渡辺さんを好きになるはずだし実際に渡辺さんのことは特別に好きなのにこんなに宮舘さんに夢中なのか。
そうか、なるほど。
こういう感覚を人は一目惚れって言うのか。
本当に一目惚れかはまだ分からんけどワンチャンその可能性はあるぞこれ。
友人に話したのが恋バナ的なソレだったかどうかは結局分からんけど、とりあえず一目惚れかもしれないということに関しては納得した。
それがだいたい10月下旬頃の出来事。
そしてその1ヶ月後、私は改めてこれの裏付けをするとになってしまう。
2020年11月25日。
ベストアーティストにてSnow ManがGrandeurを初披露した時のこと。
前年のベスアにてデビュー曲のD.D.を初披露したのに続き、“2年目”の口火を切るGrandeurもこの舞台で初披露させてもらえるなんて本当に恵まれてるなぁ、我々も衝撃に備えなきゃな!!!
って思ってた。
その。
Grandeurの落ちサビ。
1番のサビと歌詞が違う!D.D.とKISSIN' MY LIPSの時と変えてきてる!!!表題曲でやるの初めてじゃない!?うわ、これほんとに“2年目”じゃん!!!!
って興奮してた時に。
突然陣形の中央に躍り出た宮舘さんが。
何て言っていいか分かんないくらいにかっこよかった。
「あっ」って思った。
どういう言葉を選ぶのが適切なのかは未だに分かってないけど、結構マジでその瞬間に初見の記憶がほぼ飛んだ。
目と意識が“そこ”に釘付けになって、“ソレ”を見る前と見た後で「ナニカ」が変わってしまった気がする、そんな感覚。
この感覚には覚えがあった。
1年前、初めて見た時に宮舘さんの“立ち姿”を見て「えっ?なんだこの人」と視線と意識を持っていかれたのとほぼ同じ感覚だった。
Grandeurのパフォーマンスがあまりに良すぎて、ものすごい勢いでリピートしながら「果たしてこのパフォーマンスのどこをどう私はかっこいいと思ったんだろう」を探しまくった。
ひとしきり堪能した後で、改めて考えてみて。
「やっぱり一目惚れだったんだな」とようやく自覚した。
惚れ直したんじゃなくて、一目惚れした。
1年前も、今回も。
大体においてくそキモオタクが喋ってると思って聞いてほしいんですけど、昨晩ベスアにてGrandeurを歌う宮舘涼太さんに2度目の一目惚れをかましました
— からたち (@TokiV56) 2020年11月26日
Grandeur大サビにて突然中央に躍り出てきた宮舘さんに、去年の夏初めてSnow Manのパフォーマンスを見た時に感じたのと同じ衝撃がはしったので多分これは一目惚れです。昨日惚れました。どうも皆さん、舘担2日目です。ド新規ですが仲良くしてくださいね。
— からたち (@TokiV56) 2020年11月26日
ただまぁ1年前の時はパフォーマンス見るまでマジで宮舘さんのことは意識してない段階から一気に「はい、貴方です」の段階まで落ちたのに対して、今回は「あ、私まだこんなに宮舘さんのこと好きになる余地あったのか」と思ったの違いくらいはあるかな。
そして、人生で初めて一目惚れした衝撃と共に「どうして宮舘さんの人となりや感性を知る度に“やっぱり”という「答え合わせ」の感情が沸いたんだろう」という不思議も後に自分の中でひとつの答えを得た。
先日放送されたCDTVライブ!ライブ!にて。
デビュー曲のD.D.と最新曲Grandeurをいずれもフルサイズで披露した、このパフォーマンスで。
宮舘さんってご自身の中に「自分が思う正解の“宮舘涼太”」がきっと存在してて、「“それ”を魅せる」ことが上手すぎるので、宮舘さんのこと素敵だなって感じたらほぼ同時に御本人の歌とかダンスだけでなく宮舘さんご自身の“矜恃”みたいなものに触れてしまうことになるのでそりゃ沼るわという気持ち。
— からたち (@TokiV56) 2021年1月18日
本人がまず最初に正解の解釈でぶん殴ってくるので、この人のパフォーマンスから入ると御本人の気質とかお考えとか、そういうものを知らずに見ても「あぁこの人はきっとこういう人なんだろうな」が分かるし、後から知っても1ミリもブレがないんだよね。いやぁ、好き。
— からたち (@TokiV56) 2021年1月18日
本当に宮舘さんってブレねぇな……“宮舘涼太”が……………………
— からたち (@TokiV56) 2021年1月18日
自分の感覚をどうにか言語化したくて書いたツイートを後から読み返してみて、「あぁなるほど、だから私は“一目惚れ”したんだな」と思った。
宮舘さんはあの時“立ち姿”ひとつで、“宮舘涼太”をきっと体現していたんだろうなと。
ビックリするほどブレない体幹、仕上がりきった見た目、キリッとした目と表情、立ち振る舞い、そういうもので常にこの人は“宮舘涼太とはなんぞや”という答えを常にご自身のパフォーマンスで発信しているのではないかと。
だから一目見て、初見なのにこの人の核に触れたような気にさせられるし。常に“舘様”を見ている人、“宮舘涼太”を見ている人に向かって発せられるパフォーマンスは、いついかなる時も宮舘さんの提示してくる“正解の宮舘涼太”なんだろう。
そしてこの人は、パフォーマンス中も普段の立ち振る舞いも“宮舘涼太としての魅せ方”がブレない人だから。
どの媒体に触れても不思議な程に「納得」がいってしまう。
そりゃ一目惚れだってしちゃうよ。
じっくりその人を知って、味見して吟味して慎重に自分が好きかどうか確かめるタイプの私みたいな人間だって、惚れちゃうって。
目に止まってしまったら、その瞬間に多すぎる情報が垂れ流しレベルで大量に注がれてくるんだもの。
ズルいって。
あんな、“立ち姿”1つにそんな情報量を持ってる人に、真性のオタクである私が興味を持たないわけがないじゃないかよ。
どうしようもないスピードで流れてくる「この人は何なんだ」という疑問と、それに対する漠然とした“宮舘涼太”という答えを同時に提示されて。知れば知るほどその漠然としていたものが可視化されていく感覚、他の人を「見て」「知って」「確かめる」より段階が1つ早い「見て(=知って)」「確かめる」という未知のフィードバックの感覚に、私みたいなオタクが病みつきにならないはずがない。
1年前は、時期が違ったら別の人を好きになってたかもって言ってたけど。
結局、知ってしまった以上私はこの人の魅力に抗えなかったんじゃないかと今は思う。
一目惚れしたのは偶然だったのかもしれないけれど。
でも、少なくとも私は宮舘さんだったから一目惚れした。
「どうして、私はこの人だったんだろう」って。好きになってから何度も感じたことではあったけど。
1年かかって、ようやく納得のいく答えに辿り着くことができた。
10年前の私は、今の私がジャニオタになってることなんて絶対に信じないし、3年前の私も自分が同世代のアイドルに入れ込んでることをきっと信じない。1年前の私でさえ、この衝動が一目惚れだったなんて夢にも思ってないだろう。
1年前、私はこの感情が落ち着かないうちは好きでいようと思ってるらしいけど。
いや、多分どこかのタイミングでちょっと落ち着くことはあっても消えてなくなることはもう無いぞw
まぁ別にいいか。
1年前でさえ、15年後もファンでいる前提で文章書いてるしな。