主にひとりごと

タイトル通り、ときぶいすの担によるひとりごとです。感じたことを語ったり、好きなことを話したり

ときぶい担20代が仕事で繋がったeighterさんにドームツアーへ連れてってもらった話(予習編)

事の起こりは6月上旬に遡る。仕事から帰宅するなり母が興奮気味に声をかけてきました。


関ジャニのドームツアー行かへん!?」


そのひと言で私はピンと来た。

あぁ、その時がきたのかと

仕事で知り合った女性がeighterさんだということは去年知った。その方が「今度ツアーがあったら一緒に行きましょう!」と母を誘っていたことも。ツアーの申し込み時期(と思われる)にも念を押していたことも何となく聞いていた。
その流れがあって出た言葉なので、予想はできていた。この日がくることを。
いやでも驚いた。

「私も!!?」←私の分のチケットもあるのかという意味で



4年ほど前、転がり落ちるようにジャニオタになってから長尺の音楽番組はもちろん、守備範囲外でもグループ同士で絡むような機会があったらその番組もと風呂敷を広げていった。
現在FCに入っているのはTOKIOとV6だけど嵐や関ジャニSexy Zoneあたりも近年の楽曲なら割と聞いているし好きだと言える曲もある。その他のグループだって代表曲のサビくらいなら口ずさめるようになってる(それまで本当にジャニーズに触れてこない人生を送ってきたのでこれでも飛躍的な進歩なんです)。
ファンではないけど私が見るから横で色々と見ていた母は3年ほど前から「関ジャニの丸山くんが好き」と言い始めた。と言ってもバラエティや歌番組で見るに留まっていたのだが(泥棒役者は2回観に行きました)。

だが!!!

eighterさんと知り合いツアー参戦が決定した時、ときぶい担の娘とその母は行動を開始した。
「まずは予習しよう」
と。
せっかく貴重なチケットをいただいて参戦するからには代表曲だけじゃなく最近のものだけでもいいからこの機会にちゃんと彼らの楽曲を知ろう。
と。

関ジャニの楽曲は元々好きだった。バンドやってる彼らは歌番組でもよく見てきたし、特にNOROSHIとかは発売当時からめちゃくちゃ好きだった。
彼らの「そっちが暗い気持ちとかそんなん知らんわ俺らおもろいから笑てるし、まぁ俺らにつられて笑てんか」みたいな感じの曲の数々はノリもよく頭に残りやすくて気に入ったものもたくさんあった。
ベスト・アルバムはそのeighterさんにお借りしたけれど、その他のアルバムはTSUTAYAdiscasで借りまくってとにかく音源を集めて聞きまくった。
触れなきゃ聞かなきゃ分からない魅力というのは何にでもあるもので。TOKIOやV6にハマって漁るように音源を集めまくった時期を思い出す喜びがあった。

で、失礼ながら関ジャニってあまり歌が上手くない印象があった(何でだろう、横山くんと村上くんがよくネタにされるからだろうか)。もちろんすばる、錦戸くんのようなリードボーカルの歌声は知ってるしマルちゃん、安田くんが上手い人だってことも何となくだけど知っていた。
ただ、実際にちゃんと聞いてみると思ってたよりもコーラスの厚みは素敵だし大倉くんの中〜低音の響き方や安田くんの高音コーラスは綺麗で安定感があるし、丸山くんの歌声は素直でとても聞きやすいしで、私は改めて新鮮なショックを受けた。
何でもっと早く手を出さなかったんだろうって。

私が人の音声を聞くのがめちゃくちゃ好きでこだわりが人一倍強いため、正直に白状すると曲によっては聞き辛いなっていう歌い方もあるし、ネタにされるだけあってヨコヒナの2人は「うまいわけではない」なとやはり感じた。とは思いつつ、この2人だって特別に浮いてるわけでもないので「下手でもない」と思った。特に横山くんはめちゃくちゃ声が綺麗で個人的には癖になりそう。



関ジャニの印象】触れる前→触れたあとで知ったこと。

横山裕】いじられ最年長。器用貧乏→声がめちゃくちゃ綺麗。曲によっては小鳥が囀ってる
渋谷すばる】やんちゃ系ボーカル。下ネタ製造機。才能のかたまり→ある意味1番空気が読める。暴走ストッパー(?)
村上信五】総天然色ツッコミマシン。司会。太一くんを尊敬してる男→裏表なしなので特に印象の変化なし
丸山隆平すべり芸継承者。コーラス上手い→優しさのかたまり(ただし根暗疑惑)。リードボーカルも上手いベーシスト
安田章大関ジャニの最終兵器。Mr.鋼のハート→アイドルとしてもギタリストとしてもパフォーマー気質が凄い。ぶっちゃけめちゃくちゃに好き←
錦戸亮関ジャニのビジュアル担当その1。できるいい男→自分に素直に生きる(たまにめんどくさい)男。口が上手くない。かっこいい及びかわいい担当(私見)
大倉忠義
ビジュアル担当その2。太鼓(ドラム)が凄い人→果てしなくゲラ。発声や歌声が素直。関ジャニのかわいい担当(母談)



さて、出回っている数が多いだけに網羅するなんてほぼ不可能に近いなと思いつつ歴史を遡るように色んな曲を聞いて予習していたある日のこと。
朝から嬉しそうな母が「じゃーん!」と言いながら前日に宅配で届いた箱を開けてあるものを見せてきた。
「JAM」のライブDVDである(しかも初回盤だった)
私自身がやり始めたらとことんタイプなのは母の血だったんだなと思った瞬間である。
「だって予習やったら映像媒体も見なアカンやんか」とは母の談。
違うんだ、私が言いたいのはそれに対する反論じゃないんだ。


もうちょっと様子見てから私から提案しようかと思ってたんだ


貴方と全く同じこと考えてたさ。だから音源を集めて聞いて、それに慣れてから私が買うかお金を出し合うかで提案しようと思ってたら既に注文してたってマジですか母上よ。
行動を起こすとなったら微塵の躊躇もない母はこういう時にも変わらない人だった。
そしてその姿が少しだけ眩しかった(笑)

そしてお互いの時間を合わせながら見ましたよ、JAM。
ひと言で言うならめちゃくちゃにかっこよかった。
アレはドーム埋まるわ…。ドームツアーできるくらいにファンつくわ…。


DVDを見ながら、JAMみたいな思いきった構成ができるのって自分たちの経験と自信が積み重なってきたからであって、そういう姿を惜しげもなく見せられる人達っていうのは素直に素敵だなと思った。
TOKIOのHEARTツアーの時にも思ったことだけど、「魅せる」ライブの構成ってきっととても難しくて。特に関ジャニはバンドの姿とアイドルとして踊る姿のどちらもを持ってるグループで、それをあんなに思いきった構成にしたのは「今」だからというのも大きかったのではと思う。
『奇跡の人』をフルで歌ったのもそうだけど、「魅せる」「聞かせる」のって自分たちへの自信と聞き手側への(飽きないという)信用がないとできないことで、盛り上がるだけじゃなくてジッと耳を傾ける人がいてこそだと思っているのであの構成を選択してあんなに盛り上げてる光景を見るだけで、詳しく知らないくせに彼らが積み重ねファンと歩いてきた年月すら感じられた。

さて、TOKIOやV6のライブ映像しか見たことがなかったんだけど、こんな言い方が正しいのか分かんないけど「金かかってんな」って思ってしまったw
いやだって!!メインステージの端から端までを自動でスライドするカメラとかあるんだよ!?
あんな量の水が毎公演ザバザバ出てくるんだよ!!?ライブドキュメントも見たけどリハとかでも普通に流してたじゃん!!
あとあのトロッコ(?)は自動なの!?普通あんなスピード出ないでしょ?V6の公演ではスタッフさんが4人がかりくらいでゆっくり運んでるわけだけど、主観だけど3倍は早い。そのスピードで振り落とされないためなのか分からないけど支えの棒とかを掴める仕様になってる。『えげつない』のラップバトルで運ばれてくる時のスピードがそれこそえげつなくて私は震えた。
あれもうマジのアトラクションやん
スタッフさんも補助(?)に入ってるの見えてるけどあれ人力だとしたら体力半端ないって!!!

あ、一応言うけど別に片方をdisる意図はないですよ?V6は極限までファンと距離を近づけることを信条にやってるからスタンド通路とか2階席にも作ってくれてゆっくり歩いてくれるのがある意味では売りだし(その感覚が当たり前になってたから逆にJAMを見た時に2階を歩かないのが違和感だった←)、関ジャニはたくさんのファンが来てるからたくさん「魅せる」ものがあっての演出だろうなと思ってるし、それはどっちが正しいとか分かんないしね。
ただ単純に「新しい世界」を見たってだけの話。


あと安田くんめちゃくちゃかっこよくないですか?元々、ハイスペックな人だなと思ってたけど想像の5倍くらいギタリストとしてかっこよかった。いやアイドルとしてのパフォーマンスが上手い人なのは知ってたんだ。あとコーラスが半端なく上手い人ってこととか。知ってはいたんだ。でもあの人あんなにギタリストとしてもかっこいい人だったの?
ボーカルとしてかっこよくてギタリストとしてかっこよくてアイドルとしてもパフォーマンスがすごくて、すごすぎでしょ。母との間で安田くんは「あれこそが天才」で固まったんだけど。
弾いてる姿を音と共に魅せる人って堪らなく好きだし、ダンスのパフォーマンスとかでもそうだけど「見られる」ことを意識したムーブを見せる人にほんとに弱いのでライブ映像ひとつ見ただけでコロッと落ちそうですw
ダンスも歌もそうだけど、静と動がキッパリしてるからいいですよね。『象』の冒頭や『Traffic』のパート本当にかっこよくて、そこばっかりリピートしてしまう自分がいるんですが。
何より、声は個性的でソロパートとか歌うとパキッとしたアクセントが印象的なのにコーラスに加わると極限まで自分の色を主旋律に違和感なく溶け込めるの本当にハイスペックだと思います。「自分の色を出す」ことよりも「確立している色を敢えて抑える」方が断然難しくて、でも彼はコーラスにおいてそれを簡単にやってのける。ものすごいスペックの持ち主だと思います。
これ以上ハマると本気で落ちてしまいそうなのでグッと堪えなきゃいけないなってものすごく頑張って踏みとどまっています(笑)


音声オタクなので大倉くんの歌い方と横山くんの声がめちゃくちゃ好きです。
これファンが既に100000回くらい言ってると思いますが『DONAI』の「♪俺の好みのYouとYou」が私の好みの裕です。
これは上述したし本当にちゃんと聞くまで知らなかったことだけど横山くんの声綺麗すぎないですか。「野郎感の溢れる声」や「バンド特有のフェイクやしゃくりが入った歌」の中で丸みのある横山くんの声がすごく映える。滑舌の問題なのか口の開き方の問題なのか言葉がたどたどしく聞こえるけど、正直なところメロディーが追えてなくて音が外れてるところもあるけど、それを補って余りある音そのものの甘さと声の通りの良さがあってキュンとした。
それを特に感じられるのは『Answer』と『Sorry Sorry Love』この2曲、間奏あけに横山くん持ってきてるのめちゃくちゃいい…。特に『Answer』は曲調や歌詞もあいまってすごく素敵。
関ジャニは普段のテレビ番組等でああいう楽曲をやらないのでこれはちゃんと聞かなきゃ気づくことができなかった部分だと思う。
あと大倉くんも、ちゃんと聞いて初めてこんなに発声が安定している人だったのかとびっくりした。声が低くて中低音のコーラス入れてる人だというざっくりとした印象しかなかったんだけど、ソロパートとかちゃんと聞くと発声は素直で安定してるし歌声はまっすぐでものすごく聞きやすい。私はこの人の歌が関ジャニの中では一番好きかもっていうレベル。
で、これもライブ映像を見ないと分からなかったことですが、大倉くんの素敵なところは発声が安定してるので楽曲に合わせて身振りしなくてもはっきりとした歌声が響いてること。『ノスタルジア』のソロパートとか顕著だけど、身動きせずにあれだけの声量で安定して歌えるっていうのは中々にすごい。大倉くんの声が元々通りやすくて音を拾いやすいのを差し引いても。
あと彼は『JAM LADY』でのカメラの舐め方がいいですね。なんて言うんだろう、「こういうの好きなんやんな、知ってる」感。ああいう手馴れてる感じのアイドルが大好きです(爆笑)

すばる・錦戸の2人は言わずもがな別々の路線のロックテイストボイスが噛み合ってる様がすごく好きで。声の出し方・伸び方・メロディーに対するリアクションが全部違って、それでもどちらもが関ジャニ∞の楽曲に噛み合ってるのがすごく気持ちいい。
すばるとかは時々「その歌い方ってのど痛めない?」って歌い方があるけどそれを凌駕するほどのセンスと声量で歌う、才能のかたまりタイプのロッカーだと思う。あんな声量であんなに澄んだ声が出せて、しかもめちゃくちゃロックとして「歌声」が確立されていて、そういう「生き様」みたいなところがすごく素敵。『NOROSHI』なんかはそれが何よりも顕著。
錦戸くんは外見とはある意味全く違う「泥臭さ」のある太い声ががなる感じがいい。音が少しこもり気味だから声の出し方と声量の割に耳障りには絶対にならない。あれは彼の独特で素敵な才能だと思います。あとこの言い方が正しいのかは分からないけど、錦戸くんの歌はあれですね、ライブでの方がより映えるタイプですね。ライブでっていうか、CD音源よりライブでっていうイメージで。すばるとはまた別の方向にロックテイストを突き抜けた声の出し方は、実際に音を背負って歌う姿がものすごくハマる。これは見ながらの印象だけど、彼はその瞬間瞬間の音に対する瞬発力が高くそれを聞いて余計に自分の中が上がっていくタイプに見えるので、音源もさることながら生パフォーマンスにおける声が非常に良い。

マルちゃんはあれですね。彼も割となんでもできる人ですね。
マルちゃんといえばウチの母が大好きで仕方ないんですが(余談ですが横山くんにもかなり歪んだ愛情を持っていますw)、その一番の理由はベースが上手いからだそうです。失礼ながら音声についてはある程度は語れても楽器については本当に微塵も分からないので私はノータッチでいきたいですが、母に言わせるとベースの音そのものがめちゃくちゃかっこいいらしいです。それをその指で奏でてるんだからマルちゃんに首ったけでした。
で、歌も本当に素直で素敵ですよね。大倉くんとはまた違った意味で声の出方が素直で聞きやすい。大倉くんは中低音に、マルちゃんは中高音域に幅広く耳触りのいい音が出せて、自分でリードボーカルもできる一方で誰の主旋律にハモっても、コーラス入れても相性がいい。あんな綺麗な歌い方ができる上に楽曲によっては声をがならせてみたりもできて、すごく自分の声をコントロールできてる人だなっていう印象を受けました。すばる・錦戸といったリードボーカルの2人が二人ともロックボイスだから目立たないことも多いけど、根本的な歌唱力は関ジャニの中でも随一だと個人的には思います。

で、村上さん(何故か彼はさん付けしたくなる)。この人はなんだろう、ある意味では一番すごい。これはJAMの映像でも言われてたことだけど、声が綺麗というわけではないのに通りがものすごくいい(そして耳障りなことも決してない)。あとよく下手いじりされてるけどメロディーは割としっかりと追えてるし声量もあるので下手とは違う気がする。正直なところ、歌におけるアドリブはきかないタイプなのと、曲にもよるけどその声のタイプとボリューム調節機能がほぼないに等しいからコーラスに向かないという欠点はある。横山くんと比べてみると、声の質や他のメンバーとの掛け合いの部分とかは圧倒的に横山くんの方が上手いというか適しているけど、個人での歌については村上さんの方が音は取れてるし聞きやすいと思った。これも個人的な印象ですが。



ちなみにこんだけ語っといてバンド部分や楽器について微塵も触れていないのは私がそこに触ることなく生きてきたからです。要するに、音楽のことはぶっちゃけ全然分かりません←
本当にすみません。でも素人でもこの人たちの音が素敵だなとは感じます。音の厚みが全然違うし。

あと余談ですがこれを書き始めたのは7月頭のこと。それから2週間弱で職場の元エイターさんにもDVDをお借りし、また新たに購入しで既に5本ほどライブ映像を見ています。立派な茶の間ファン程度にはなれたのでしょうか。

そして、関ジャニ∞が愛される理由が(自分なりに)少しだけ分かった気がした。今のタイミングでこういう映像を見るとどうしても「これから」はどうなるんだろうって思ってしまうんだけど、この人たちってたいがい裏表のない人たちで、その瞬間できない時にはできない姿でも見せて、それを正当化したりはしないけど「いま現在の100%」としての姿を見せようとしている人たちで。泥臭さとスマートさを併せ持つ一方でそれを変にひけらかしたりしないのが愛される理由なんじゃないのかなと。そんな風に思いました。的外れだったりしたらごめんなさいね。

さてこんな調子で予習をしつつ23日の参戦を心待ちにしています。できることなら、その感想もほんの少しだけ書けたらいいな。せっかくタイトルも予習編にしてあるしね!
でも軽率なこと言いたくないこれは尊いやつ……って思って手が止まったら何事もなかったように書きませんねきっとね!w